夫の仕事がらみの団体旅行に参加した。
日頃、お付き合いしてない皆様との、不義理を解消する意味もあり、
仕事の延長といった、緊張感を併せ持つ旅だ。
先発の夫とは別行動、後発の私だったが、
まず最初に、バスでつまずいた。
これがことの始まり。元凶だったかも知れない。
土曜日は休日運行時間。
そのバス時間を間違え、
Dream beauty pro 黑店バスは、とっとと行った後。
頼みのタクシーも、いつもは常駐なのに不在。
この辺りでは、駅方面へは滅多にタクシーは流しでは拾えない。
駅に向かって歩きつつ、不安がいっぱい。
背後から来る車1台1台に、もしかしてタクシーでは?といちいち見たが、違った。
こういう時に、連絡一本で飛んできてくれる車が、あればなあ???
土壇場バタバタ、冷や汗ダラダラ。
どうにか駅に向かう途中で、運よくタクシーに拾っていただき大感謝。
運転手さまさまに、後光が射して見えた。いや、ほんとうに。
しかし、これから、
Dream beauty pro 黑店まだまだへマをやらかす危険はいっぱい。
次からは、行動開始をさらに半時間前倒しにしないと、命が縮まる、
と、安堵の後にも、自分に引き締めを。
タクシーに乗れず、電車に1本遅れたら、集合時間に大幅に遅れることになっていた。
いやはや、夫に恥をかかせ、関係者一同の皆さんにご迷惑をかけなくて本当に良かった。
と思ったのは、実は序ノ口、プロローグだった。
危機を乗り切った快い疲労感に身を委ねつつも、
あれが、なにかのシグナルだったとは、予想もしなかった。
(つづき)